TXT YEONJUNが『NO LABELS: PART 02』で見せた新たな個性。「Ice Cream」から読み解くソロアーティストとしての進化

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グループの中で輝く姿と、一人のアーティストとしてステージに立つ姿。同じ人物であっても、その見え方は活動の形によって変わります。

TOMORROW X TOGETHER(TXT)のYEONJUNが2026年7月10日にリリースした2ndソロミニアルバム『NO LABELS: PART 02』は、そんな個人の表現の広がりに注目したい作品です。

タイトル曲は「Ice Cream」。甘さを感じさせる言葉を使いながら、恋愛における距離感や微妙な緊張を描く楽曲です。グループ活動とは異なるYEONJUNの個性が、どのような形で作品に表れているのでしょうか。


今回はアルバムの基本情報を整理したうえで、「Ice Cream」のコンセプト、パフォーマンス、制作参加、日本市場との接点から、YEONJUNのソロ活動が持つ意味を考えていきます。

この記事を読むとわかること

  • 『NO LABELS: PART 02』の発売日と収録内容
  • 「Ice Cream」が描く恋愛の距離感と音楽的な特徴
  • YEONJUNの制作参加から見えるソロアーティストとしての表現
  • 日本での販売・ストリーミング施策とファンの参加方法
  • TXTのグループ活動とソロ活動を両方楽しむ視点

YEONJUN『NO LABELS: PART 02』とは?2026年7月のソロカムバック

まず押さえておきたいのは、今回の作品が単に「Ice Cream」という楽曲を発表したものではなく、アルバム全体を通じてYEONJUNの個性を提示するソロプロジェクトだという点です。

7月10日に発売された2ndソロミニアルバム

『NO LABELS: PART 02』は、BIGHIT MUSICが2026年6月に発売を告知したYEONJUNの2ndミニアルバムです。公式告知では、発売日時は7月10日午後1時(韓国時間)と案内されました。

所属事務所は本作について、YEONJUNの独自のカラーと、そこから広がる可能性を見せる作品として説明しています。また、ソロアーティストとしてのデビューを完成させる作品という位置づけも示されました。

ここで注目したいのが『NO LABELS』というタイトルです。直訳すれば「ラベルを付けない」「枠にとらわれない」というニュアンスがあります。

アーティストには、所属グループ、担当する役割、これまでの作品イメージなど、活動を通じて形成されるさまざまな印象があります。しかし、ソロ活動では、そうした既存のイメージから少し離れ、自分自身の表現を前面に出すことができます。

タイトルに込められた意味を考えると、本作はYEONJUNの個性を一つの方向に固定するのではなく、表現の可能性を広げるための作品として捉えられます。

「Ice Cream」はアルバム名ではなくタイトル曲

今回の作品を紹介する際に、間違えないようにしたいのが作品名の整理です。

  • アルバム名:NO LABELS: PART 02
  • 作品形態:2ndミニアルバム
  • 発売日:2026年7月10日
  • タイトル曲:Ice Cream

「Ice Cream」はアルバムを代表するタイトル曲です。作品名と楽曲名を区別しておくことで、検索する際にも情報を探しやすくなります。

アルバムには「Ice Cream」のほか、「Vanilla」「Baby Wassup?」「No More Disco」「Fxxking Star」「Long Way Long Ride」などが収録されています。

6曲で構成された作品の中で、タイトル曲だけでなく収録曲にも目を向けると、YEONJUNがどのような音楽的な方向性を提示しようとしているのか、より立体的に理解できそうです。

「Ice Cream」の魅力は甘さだけではない

タイトルから想像するのは、夏らしい明るさや甘い恋愛のイメージかもしれません。しかし、この曲のコンセプトは、それだけでは説明できません。

甘さと距離感が同居する恋愛の表現

「Ice Cream」は、二人の関係をアイスクリームになぞらえた楽曲です。BIGHIT MUSICの説明や発売時の報道では、互いに甘さを感じながらも、一定の距離を保つ関係性がテーマとして紹介されています。

この設定が興味深いのは、恋愛を単純に幸福なものとして描いていないところです。

相手に惹かれているのに、簡単には踏み込めない。近づきたい気持ちと、自分の距離を守りたい気持ちが同時に存在する。そうした微妙な関係性は、甘いだけの恋愛表現とは少し違います。

「甘さ」と「距離感」を同時に描くことが、この楽曲のコンセプトを理解するポイントです。

もちろん、曲のテーマを実際の恋愛経験やYEONJUN本人の心理に結び付ける必要はありません。作品の中で表現されている関係性として受け取ることが大切です。

ファンクロックのサウンドが生む軽快さ

「Ice Cream」は、ファンクロックの要素を取り入れた楽曲として紹介されています。

ファンクはリズムの心地よさやグルーヴを重視する音楽表現で、ロックの要素と組み合わせることで、軽快さと力強さを両立させることができます。

夏を連想させるタイトルでありながら、サウンドには単純な爽やかさだけではない動きがあります。この対比が、楽曲の印象を豊かにしていると考えられます。

音楽を聴く際には、メロディだけでなく、リズムの反復やボーカルの置き方にも注目してみてください。どの部分で楽曲の勢いが生まれているのかを意識すると、曲の構造をより楽しめます。

ミュージックビデオで表現されるスタイル

「Ice Cream」のミュージックビデオも、楽曲の世界観を理解するうえで重要な要素です。

公開時の紹介では、プラハの街並みを舞台にした映像として取り上げられています。楽曲の持つ夏らしい雰囲気に加えて、ファッションや表情、映像の空気感を通じてYEONJUNのスタイルを見せる作品になっています。

映像を見るときは、衣装だけを切り取るのではなく、カメラの距離、動きの見せ方、背景との組み合わせにも注目したいところです。

ソロ作品では、メンバー同士の関係性やグループ全体のフォーメーションに頼らず、一人の存在感を映像全体で伝える必要があります。

そのため、視線や表情、立ち姿などの細かな表現が、作品の印象を左右する大切な要素になります。

YEONJUN自身の制作参加に注目したい理由

今回の作品を、単なるソロカムバックとして終わらせないために注目したいのが、YEONJUN自身の制作への参加です。

振付への参加が示すパフォーマンスへの関与

「Ice Cream」では、YEONJUNが振付の制作にも参加しています。

ダンスはK-POPにおいて、楽曲の印象を決定づける重要な要素です。振付は単に音に合わせて身体を動かすものではなく、楽曲のテーマやアーティストのキャラクターを視覚的に伝える役割を持っています。

本人が振付に関わることで、楽曲のリズムや表現したい雰囲気を、パフォーマンスへ直接つなげられる可能性があります。

特にソロパフォーマンスでは、複数人で踊る場合とは違い、動きの強弱や視線の使い方がそのまま本人の印象につながります。

そのため、振付への参加は、YEONJUNがパフォーマーとしてだけでなく、ステージ表現を組み立てる側にも関わっていることを示す要素として注目できます。

収録曲の作詞にも参加

報道によると、YEONJUNは収録曲「Baby Wassup?」と「Long Way Long Ride」の作詞にも参加しています。

タイトル曲だけでなく、アルバムの複数の楽曲に本人が関わっている点は、ソロ作品を理解するうえで見逃せません。

歌うことと、作品の制作に関わることは、必ずしも同じではありません。作詞への参加は、楽曲の言葉や表現に本人の視点が加わる機会になります。

ただし、作詞参加だけを理由に、アルバム全体が本人の完全な自己プロデュース作品であると説明するのは適切ではありません。制作には多くの作曲家やスタッフが関わるためです。

本人の参加領域を具体的に見ることが、ソロアーティストとしての成長を理解するうえで重要です。

TXTのYEONJUNとソロアーティストYEONJUN

ソロ活動の魅力は、グループ活動を否定したり、どちらが優れているかを決めたりすることではありません。同じアーティストが異なる環境でどのような表現を見せるのか、その違いを楽しめる点にあります。

グループではメンバー同士の関係性が作品をつくる

TXTのようなグループ活動では、メンバーそれぞれの個性だけでなく、声やダンス、表情、立ち位置などの組み合わせが作品を構成します。

一人のメンバーが印象的なパートを担当しても、その魅力は他のメンバーとの対比や、グループ全体の流れの中で引き立ちます。

この関係性はグループならではの魅力です。異なる個性が集まることで、一人では生まれない音楽的な広がりやパフォーマンスの構造が生まれます。

ソロでは一人の表現が作品の中心になる

一方、ソロ活動では、楽曲の方向性やステージの印象を一人のアーティストが中心となって担います。

視線の動き、声のニュアンス、ダンスの質感、衣装の選び方など、細かな要素がそのまま作品の個性につながります。

今回の『NO LABELS: PART 02』では、YEONJUNのパフォーマンスだけでなく、振付や作詞への参加も確認できます。

その意味で、ソロ活動は単に一人で歌う機会ではありません。アーティスト本人の表現がどのように作品全体へ反映されるのかを知る機会でもあります。

グループとソロは互いの魅力を補完する

グループ活動とソロ活動は、競合するものではなく、互いの魅力を補完する関係として考えられます。

グループで培った経験がソロのステージに活かされる一方、個人活動で得た表現の経験が、グループに戻ったときの見え方を変えることもあります。

ただし、ソロ活動によってグループ内での役割がどう変化するかは、今後の作品や活動を見て判断する必要があります。

今回の作品だけから、将来のグループ活動における方向性まで断定することはできません。

日本のファンにとって注目したい参加型の展開

今回のソロ活動は、作品を聴くだけでなく、日本のファンが参加できる施策が用意された点でも注目できます。

日本でも配信と再生キャンペーンを展開

日本のレーベルであるユニバーサルミュージックは、2026年7月10日に『NO LABELS: PART 02』の配信開始を案内しました。

さらに、LINE MUSICでは「Ice Cream」の再生キャンペーンも実施されました。

告知によると、対象期間中に700回以上再生して応募した人の中から、抽選で100名にオリジナルフォトカードがプレゼントされる企画でした。

対象期間は7月10日午後1時から7月19日午後11時59分まで、応募期間は7月20日までと案内されています。

これは単なる楽曲配信にとどまらず、ストリーミングという日常的な音楽の楽しみ方を、ファン参加型の企画につなげた事例といえます。

ストリーミング施策から見えるファン参加の形

近年の音楽活動では、CD購入だけでなく、ストリーミング再生、ミュージックビデオの視聴、SNSでの共有など、ファンが作品に関わる方法が多様化しています。

今回のLINE MUSICキャンペーンも、再生行動を参加条件にした企画です。

ファンにとっては、普段の音楽視聴が特典応募につながる一方、運営側にとっては、作品を聴いてもらう接点を作る施策として機能します。

ただし、再生回数や応募人数だけでファンの熱量全体を測れるわけではありません。参加できる環境や時間、音楽の楽しみ方は人によって異なります。

数字を見るときは、その数字が何を示しているのかを区別することが大切です。

初日販売実績と海外チャートでの動き

KBS WORLDは7月23日付の記事で、『NO LABELS: PART 02』が発売初日に661,924枚を販売したと報じています。

同記事によると、アルバムはiTunesのトップアルバムチャートで11地域、タイトル曲「Ice Cream」はトップソングチャートで10か国の1位を記録しました。

また、発売前のTikTokでのリリースパーティーは280万人の視聴者を集めたと紹介されています。

これらは、今回のソロ活動が音源の公開だけでなく、販売、配信、ライブ配信など複数の接点を通じて展開されたことを示す材料です。

ただし、初日販売枚数は集計元や集計期間によって意味が異なります。ここではKBS WORLDが報じた数値として扱い、すべての販売チャネルを含む総売上と混同しないようにします。

YEONJUNのソロ活動から見えるK-POPの現在

今回の作品から考えたいのは、グループの知名度を個人活動へ広げることだけではありません。アーティスト個人の表現を、作品、パフォーマンス、ファンとの接点を通じてどのように伝えるかという点です。

個人名義の作品がアーティスト像を広げる

グループ活動では、グループ全体のコンセプトや作品の方向性が存在します。その中でメンバーは、それぞれの個性を発揮しながら全体の世界観をつくります。

ソロ作品では、その個性をより直接的に見せることができます。

YEONJUNの場合、今回のアルバムでは「Ice Cream」の音楽性、振付への参加、収録曲の作詞参加など、複数の角度から本人の関与が確認できます。

こうした要素を合わせて見ると、ソロ活動はグループとは異なるアーティスト像を提示する機会として機能していると考えられます。

ファンは作品だけでなく制作過程にも注目できる

作品を楽しむ方法は、完成した音源を聴くことだけではありません。

ティザー映像、トラックリスト、振付、制作参加、ミュージックビデオなどを順番に追うことで、作品がどのように形づくられたのかを知ることができます。

今回のように本人の制作参加が公表されている場合は、どの楽曲にどのような形で関わったのかを確認することも、作品を深く楽しむ方法になります。

ただし、制作参加の情報だけで作品の評価を決める必要はありません。最終的には音楽そのものやパフォーマンスを自分の感覚で楽しむことが大切です。

今後注目したいのは継続的な表現の変化

一つのソロ作品だけでアーティストの方向性が完全に決まるわけではありません。

次の作品でどのようなジャンルに挑戦するのか、どの程度制作に関わるのか、グループ活動とどのように両立するのか。こうした点は、今後の活動を通じて見えてくるでしょう。

『NO LABELS: PART 02』は、YEONJUNの現在の表現を知るための一つの節目です。今回の作品を出発点に、次の活動でどのような変化が生まれるのかを追っていきたいところです。

まとめ|『NO LABELS: PART 02』はYEONJUNの個性を知る一枚

YEONJUNの2ndソロミニアルバム『NO LABELS: PART 02』は、タイトル曲「Ice Cream」を中心に、音楽性とパフォーマンスの両面から個人の表現を楽しめる作品です。

作品名と楽曲名を正しく押さえる

まず、アルバム名は『NO LABELS: PART 02』であり、「Ice Cream」はタイトル曲です。この基本情報を押さえておくことで、作品全体を正確に理解できます。

ソロ活動ならではの表現に注目する

楽曲のテーマだけでなく、振付や作詞への参加、映像表現なども見ることで、YEONJUNの個性を複数の角度から楽しめます。

日本でのファン参加施策も作品の一部として見る

配信開始やLINE MUSICのキャンペーンは、日本のファンが作品に触れる接点を広げる取り組みでした。音楽の楽しみ方が多様化していることも感じられます。

この記事のまとめ

  • YEONJUNは2026年7月10日に2ndソロミニアルバム『NO LABELS: PART 02』を発売。
  • 「Ice Cream」はアルバムのタイトル曲で、甘さと距離感を描く恋愛テーマが特徴。
  • 楽曲はファンクロックの要素を取り入れた夏らしい作品として紹介された。
  • YEONJUNはタイトル曲の振付や収録曲の作詞にも参加。
  • 日本ではLINE MUSICの再生キャンペーンが実施された。
  • KBS WORLDは初日販売661,924枚などの実績を報じている。
  • グループ活動とソロ活動の違いを比較することで、アーティストの表現の幅を楽しめる。

グループの中で見せる姿と、一人のアーティストとして見せる姿。その両方を知ることで、YEONJUNの音楽をさらに深く楽しめるのではないでしょうか。

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