TWICEのナヨンは、ただの“センター”ではありません。その明るさと芯のある歌声、そしてステージで放つ圧倒的な存在感は、グループの象徴であり続けてきました。
1995年生まれ。練習生として6年を過ごし、TWICEの最年長メンバーとしてデビュー。“ウサギ顔”と呼ばれる愛らしいビジュアルの裏に、努力と情熱を重ねてきた彼女は、今やソロアーティストとしても注目を集めています。
本記事では、ナヨンのこれまでの歩みと、最新作で見せた“進化”の理由を、ファン目線と音楽的視点の両面から紐解いていきます。
- TWICEナヨンのビジュアル・歌唱力が世界で愛される理由
- ソロ曲『MEEEEEE』に込められた想いとアーティスト性
- 日本・台湾での活躍から見えるグローバルアイドルとしての進化
ナヨンはTWICEの“顔”であり、安定のリードボーカル
TWICEといえば、まず最初に思い浮かべるメンバー、それがナヨンです。
センターとしての存在感、そしてリードボーカルとしての安定したパフォーマンスで、まさに“グループの顔”という称号にふさわしい人物です。
その圧倒的なビジュアルと表現力により、K-POPの“女性アイドル像”を再定義した存在とも言えるでしょう。
“ウサギ顔”の象徴として築いたビジュアルアイコン
ナヨンといえば、“ウサギ顔”の代名詞。
丸みを帯びた頬、小さく整った鼻、くりっとした瞳──そのかわいらしさはファンの間で「永遠の初恋ビジュアル」とまで称されています。
韓国国内だけでなく、日本や東南アジアでも「TWICE=ナヨン」という認識が浸透しており、ビジュアル面でも国際的な支持を獲得しているのが特徴です。
英語曲『The Feels』から見る歌唱力の評価
TWICE初の英語曲『The Feels』では、ナヨンの歌唱力が改めて高く評価されました。
ハイトーンと伸びのあるボーカルは、グローバルリスナーにとっても印象的で、SpotifyやYouTubeなどのコメント欄には「最も声が映えるのはナヨン」といった投稿が目立ちます。
安定感のある音程と、感情を乗せた歌唱は、アイドルを超えた“アーティスト”としての評価につながっているのです。
1995年生まれ―成熟とチャーミングの絶妙バランス
ナヨンは1995年9月22日生まれ。
メンバーの中では最年長にあたり、その年齢からくる落ち着きと頼もしさが、TWICE全体の安定感を支えています。
一方で、彼女が持つキュートさやあどけなさは決して失われることなく、“成熟とチャーミング”の見事なバランスが、多くのファンを惹きつける理由の一つです。
グループ最年長としてのリーダーシップ
ナヨンは公式にはリーダーではありませんが、メンバーの精神的支柱としてよく名前が挙がります。
インタビューやV LIVEなどでも、他メンバーを気遣う姿や、場の空気を和ませるムードメーカーとしての役割が随所に見られます。
年上としての責任感と、親しみやすい性格の両立が、TWICEの結束力を高めているのです。
スカイブルーが似合う清涼感あふれるビジュアル
TWICEのメンバーカラーにおいて、ナヨンのテーマカラーはスカイブルー。
このカラーが象徴する“爽やかさ”と“自由さ”は、ナヨンのビジュアルとパーソナリティをまさに体現しています。
夏のライブや広告では、空色の衣装をまとうナヨンが特に目を引き、「見ているだけで涼しくなる」と言われることも。
ビジュアルだけでなく、存在そのものがグループに清涼感をもたらす存在なのです。
最新ソロ活動で見せた“大人の色気”と“挑戦”
2025年6月、ナヨンはソロカムバック曲『MEEEEEE』を発表しました。
これまでのキュートなイメージとは異なり、今作では“成熟した女性像”を打ち出し、ファンを驚かせました。
衣装・MV・楽曲すべてにおいてコンセプトが一貫しており、K-POP女性ソロアーティストの中でも際立った存在感を放っています。
6月にソロ新曲“MEEEEEE”で作詞・作曲に挑戦
『MEEEEEE』では、ナヨン自身が作詞と作曲のクレジットに名を連ねており、「本物の自己表現」を追求した作品として注目を集めました。
自分自身への問いかけや、アイドルとしての責任、女性としての強さと儚さを巧みに描いた歌詞は、多くの共感を呼んでいます。
彼女の創作への意欲と、アーティストとしての成長が感じられる一曲となっています。
歌詞に込められたセクシーさとファンの共感
『MEEEEEE』の歌詞は、自立した女性像と、ナヨン自身の等身大の姿を重ねるように描かれています。
セクシーさを前面に出しつつも、決して媚びない強さが感じられ、多くの女性ファンから「励まされた」「背中を押された」といった感想がSNSで拡散されました。
MVでは、ダークトーンの衣装とダンスパフォーマンスが話題となり、ナヨンの新たな魅力が開花した瞬間と言えるでしょう。
日本・台湾でも進化するグローバルパフォーマー
TWICEとしても、ソロとしても、ナヨンの活躍は今やグローバル規模。
特に日本と台湾では、初のソロステージが大きな話題を呼び、現地メディアやSNSでも広く取り上げられました。
アジア圏での存在感をさらに高めることで、彼女のキャリアは新たなフェーズへと進化しつつあります。
2月に日本・Beat AXで初ソロ披露、反響多数
2025年2月、ナヨンは日本の大型音楽イベント「Beat AX」で初のソロパフォーマンスを披露しました。
このステージでは『MEEEEEE』を含む新曲と、TWICE時代のアレンジバージョンを披露し、観客のボルテージは最高潮に。
SNSでは「まるでフェスの主役」「表情の演技が圧巻」など、絶賛の声が相次ぎました。
7月には台湾・高雄で初の個人フェス出演予定
2025年7月には、ナヨンが台湾・高雄の音楽フェスに単独出演予定であることが発表され、現地ファンの間で大きな話題に。
TWICEとして台湾を訪れたことはあっても、ソロとしての参加は今回が初。
フェス運営側も「今回の最大の目玉」としてナヨンの名を掲げており、その注目度は計り知れません。
アジア全域での“ナヨンソロ旋風”は、さらに勢いを増していきそうです。
ナヨンという奇跡 ――センターであり続ける理由と、これからの輝き
彼女の歌声を聴けば、たとえ言葉がわからなくても心が震える。
ステージに立つ姿を見れば、どれほどの努力を重ねてきたのかが一瞬で伝わってくる。
ナヨンという存在は、K-POPの枠を超えた“感情の象徴”として、多くの人の心に深く刻まれています。
1995年、韓国で生まれたひとりの少女は、TWICEというグループのセンターとして、リードボーカルとして、世界中に笑顔と感動を届ける存在へと成長しました。
彼女の魅力は、単に可愛いとか、歌が上手いとか、そうした表面的な言葉だけでは語りきれません。
“アイドル”としての完成度と、“人間”としての親しみやすさ――このふたつを同時に持っていることこそが、ナヨンが「奇跡」と呼ばれる理由です。
センターとしての責任を感じながらも、重荷にせず、笑顔でファンに向き合う姿。
ステージ上ではプロフェッショナルとして魅せつつ、バックステージでは誰よりもメンバーを気づかう姉のような存在。
彼女のそうした人柄が、TWICEというグループの中心軸をしっかりと支え続けているのです。
2025年現在、ナヨンはソロ活動という新たな舞台に立っています。
『MEEEEEE』で見せた表現力、作詞作曲への挑戦、そして感情を込めたパフォーマンス。
これらは、彼女がただの“センター”にとどまらず、一人の表現者として次のステージに進もうとしている証です。
日本・台湾といった海外の舞台で、ナヨンはまた新たなファンとの絆を深めています。
言葉が通じなくても、その想いはしっかりと届いている。
それは、彼女が歌うとき、心の奥に触れるような温度があるからです。
今後、どんなジャンルに挑戦しても、どんな舞台に立っても、彼女の根底にある“ファンへの愛”が変わることはありません。
それが、ナヨンというアーティストの一番の強さなのだと、私は思います。
“アイドル界の代表”から、“表現者ナヨン”へ――
その進化の過程をリアルタイムで見守れる私たちは、間違いなく幸運です。
そして何より、いつまでもナヨンがナヨンらしく輝いてくれること。
それが、世界中のONCE(TWICEのファンダム)が、今までも、そしてこれからも願い続けることに他なりません。
- TWICEの“顔”ナヨンのビジュアルと歌唱力の魅力
- 1995年生まれの成熟とチャーミングの両立
- ソロ曲『MEEEEEE』で見せた大人の色気と挑戦
- 日本・台湾での活躍が示すグローバルな存在感
- ファンへの愛に満ちた、唯一無二のアーティスト像
コメント