TWICEの中心として輝き続けるパク・ジヒョ。リーダーとしての責任感と圧倒的な歌唱力は、K-POP界でも一目置かれる存在です。
実は彼女、韓国で“パク・ジス”→“パク・ジヒョ”へと改名した過去があり、その理由が韓国国内でも大きな話題になっています。
さらに、8歳から始まった過酷な練習生時代は約10年にも及び、努力と覚悟のリーダー像が今の地位を裏付けています。
- ジヒョの改名の理由と練習生時代の真実
- TWICEリーダーとしての信頼と努力の軌跡
- ソロアーティストとしての進化と世界的成功
TWICEジヒョは本名「ジス」から改名しリーダーへ飛躍
「ジヒョ」として世界中のファンから愛される彼女ですが、実は本名は「パク・ジス」だったことをご存じでしょうか?
この改名には、プロとしての覚悟と未来への決意が込められていました。
彼女が改名を決意したのは、JYPのサバイバル番組「SIXTEEN」への出演を控えていた2015年。
韓国での“ジス”改名エピソードとは
当時、YGのBLACKPINKのジスと名前が被ることが懸念され、混乱を避けるために本名「ジス」から「ジヒョ」へと改名することを自ら選びました。
しかもこれは、法的に登録された正式な改名であり、エンタメ業界では珍しいほどの潔さと意志の強さが表れています。
この改名によって「ジヒョ」という唯一無二のアイデンティティを手に入れ、彼女の物語は新たなステージへと進んだのです。
メンバー投票で選ばれたリーダーの信頼と重み
TWICE結成時、リーダーを誰にするかはJYPの指名ではなく、メンバー全員の匿名投票によって決定されました。
その結果、最も票を集めたのがジヒョだったのです。
10年にわたる練習生経験や、誰よりも真面目で努力家な姿勢が信頼を勝ち取った証でした。
リーダー就任以降、個性豊かなメンバーをまとめる役割を一手に引き受け、TWICEの安定感と結束力を象徴する存在となっています。
練習生歴10年超の努力家リーダー像
TWICEジヒョの名を語るうえで避けて通れないのが、“10年に及ぶ練習生生活”です。
子ども時代のほとんどを練習と努力に費やしたその日々は、彼女の今の輝きを裏で支えています。
2005年、わずか8歳でJYPに入所した彼女は、まさに“育成型アイドル”の象徴といえるでしょう。
SM→JYPへ、8歳でスタートした練習生活
もともとジヒョは、韓国の子役オーディションで注目を集め、SMエンターテインメントにスカウトされました。
その後、スカウト担当者がJYPに移籍したことをきっかけに、彼女自身もJYPに移籍し、わずか8歳で本格的なアイドルの道へ進みました。
小学生でのダンス練習、ボーカルトレーニング、演技指導など、厳しい日々が始まったのです。
2005年加入から約10年の長期トレーニー経験
JYP加入後、彼女はWonder Girlsや2PM、miss Aなど、次々とデビューしていく仲間たちを見送りながら、なお自らのデビューを信じて10年間トレーニングを重ねました。
計画されていた6MIXというユニットのデビューが中止になったこともあり、長年の努力が水の泡になるかもしれない危機もありました。
それでもジヒョは腐らず、練習生最長記録となる約10年を経て、2015年にTWICEとしてついにデビューを果たしました。
彼女の背中が多くの若手アイドルの“希望”であることは間違いありません。
英語曲での圧倒的存在感と母的愛称「Umma」
TWICEのグローバル展開において、英語曲でのジヒョの存在感は圧倒的です。
その確かな英語力と安定した歌唱力、そしてパフォーマンス全体をリードする姿勢が、海外ファンからも高い評価を得ています。
舞台上のジヒョは、まさにTWICEの“音楽的支柱”そのものなのです。
英語曲パフォーマンスでのリーダーシップ評価
TWICEがリリースした英語シングル「The Feels」や「Moonlight Sunrise」では、ジヒョのボーカルが楽曲の中心となっています。
サビを張る力強い歌声と発音の良さは、ネイティブリスナーからも称賛され、TWICEの海外人気を支える大きな要素のひとつです。
彼女の堂々たるパフォーマンスは、メンバーたちを自然と安心させ、ステージ全体に一体感をもたらしているのが印象的です。
ファンから“母”と呼ばれる愛称の背景
ジヒョには、メンバーやファンの間で「Umma(お母さん)」という愛称があります。
これは、彼女の面倒見の良さや包容力ある性格、そしてグループ全体をまとめあげる姿勢から自然と生まれた呼び名です。
年下メンバーへの気配りや、疲れているメンバーへの声かけなど、ジヒョの母性的な一面は数々のバラエティ番組や舞台裏映像でも垣間見ることができます。
まさに「リーダーシップ」と「やさしさ」を兼ね備えた、TWICEの中心的存在であることは間違いありません。
K-POP界を支える芯の強さとメンタル
数多くのアイドルがデビューを夢見ながら去っていくK-POP界。
その中で、10年以上の練習生活とグループの重責を背負い続けたジヒョの存在は、まさに“奇跡”と言っても過言ではありません。
華やかさの裏に隠れた強靭なメンタルが、彼女を今の地位へと押し上げました。
若年からの過酷な訓練とその精神力
8歳からJYPに所属し、練習漬けの日々を10年間以上も耐え抜いた精神力は、普通の少女には真似できるものではありません。
同年代の友人が学校生活を楽しむ中、彼女は毎日ダンス、ボーカル、語学の訓練に打ち込み、プロとしての完成度を追い求め続けたのです。
また、デビュー前に6MIXの中止や番組出演による公開評価など、幾度となく訪れた試練にも、ジヒョは決して折れませんでした。
10年かけて築いた「グループをまとめる力」
TWICEは、韓国、日本、台湾など異なるバックグラウンドを持つ9人で構成されており、文化や言語の違いによる小さな摩擦も避けられません。
そんな中、全員が信頼して選んだリーダーであるジヒョが、温かさと公平さでグループを一つに束ねてきました。
その姿勢はファンの間でも有名で、「TWICEにジヒョがいて本当によかった」と言われる理由の一つです。
努力だけではなく、内面からあふれる強さと優しさこそが、彼女が“リーダー”として唯一無二である所以でしょう。
ソロデビューと次なる進化:Zoneと“Killin’ Me Good”
グループ活動を軸にしていたジヒョが、2023年、ついに満を持してソロデビューを果たしました。
デビュー作「Zone」は、これまでの彼女とは一線を画す、大人の色気とアーティスト性を前面に押し出した一枚となりました。
「TWICEのリーダー」から「1人の表現者」へ、その大胆な進化に多くのファンが驚き、そして拍手を送りました。
2023年ソロEP「Zone」で見せた新たな挑戦
1stソロEP「Zone」は、リード曲「Killin’ Me Good」を筆頭に、R&Bやソウル、バラードなど幅広いジャンルを網羅した意欲作でした。
その中でも「Killin’ Me Good」は、大胆なリズムと力強いボーカル、そしてジヒョの自信に満ちた表情が印象的なMVと共に話題を集めました。
“ガールズグループのリーダー”ではなく、“ソロアーティストJIHYO”としての姿を強く印象づけた瞬間でした。
Billboard進出&日本・韓国での大成功
このソロEP「Zone」は、韓国で初週58万枚を売り上げ1位、アメリカのBillboard 200でも14位という快挙を達成しました。
また、日本のオリコンチャートでも好成績を記録し、グローバルアーティストとしての存在感を確かなものにしました。
それは単なる数字だけでなく、「一人でも通用するアーティスト」として世界から認められた証です。
ソロ活動を通して、ジヒョはまた一つ高いステージへと昇り詰めたのです。
ジヒョという奇跡──改名と努力で築いたTWICEの心臓
K-POP界には、歌がうまい人、ダンスが得意な人、ビジュアルで魅了する人が数多く存在します。
しかし、そのすべてを兼ね備え、かつ“グループの心臓”としてメンバー全員を支え続けている存在は、そう多くありません。
ジヒョはまさに、その稀有な存在です。
8歳でJYPに入り、10年の練習生生活を経て、メンバーの信頼を一身に背負いながらリーダーに就任。
本名「ジス」から「ジヒョ」へと改名した覚悟は、彼女のプロ意識の高さを象徴するエピソードです。
ステージ上での輝き、英語曲でのボーカルリーダーとしての実力、そして日常での母性的な温かさ。
一つひとつの行動に彼女の“人柄”と“責任感”がにじみ出ているのを、ファンは知っています。
TWICEとして成功を重ねても、ジヒョは決して歩みを止めませんでした。
2023年のソロデビューEP『Zone』では、アイドルではなく「一人のアーティスト・JIHYO」としての進化を見事に描き切りました。
R&B、バラード、アップテンポと幅広いジャンルを歌いこなすその姿は、まるで“過去の自分たち全員”への答えのように感じられます。
そして、その背後にあるのは、誰にも負けない努力と時間、そして諦めなかった自分への誇りです。
ジヒョの魅力は、彼女の“声”や“表情”だけでは語り尽くせません。
それは、「大変でも、必ず夢はかなう」という、生き方そのものが発するメッセージに他なりません。
TWICEという巨大グループのリーダーとして、どれほどのプレッシャーと葛藤があったことでしょう。
にもかかわらず、彼女はステージ裏では明るくメンバーを支え、ファンにはいつも堂々とした笑顔を見せ続けてきました。
その芯の強さに、多くのファンが何度も励まされてきたのです。
アイドルにとって「人気」は一瞬のきらめきかもしれません。
しかし、ジヒョのように“信頼され続ける存在”になるには、時間と人柄が必要です。
彼女が歩んできた10年以上の道のりは、そのすべてを証明しています。
歌で、笑顔で、背中で──。
ジヒョは“声”だけでなく“存在”そのもので、私たちの心を震わせてくれるのです。
これからもTWICEのリーダーとして、そして一人のアーティストとして。
ジヒョは自分のペースで、着実に前へ進んでいくでしょう。
その姿を、私たちはこれからも見守り、そして共に歩んでいきたい。
ジヒョ──それはただの名前ではなく、“信頼と努力の証”そのものなのです。
- TWICEジヒョの本名は「パク・ジス」
- 改名の背景にプロとしての覚悟あり
- 8歳からJYPで練習生として10年努力
- メンバー投票で信頼されリーダーに就任
- 英語曲での歌唱力とリーダーシップが評価
- 母的存在「Umma」としてメンバーを支える
- 精神力と責任感でグループを牽引
- ソロEP『Zone』で新たな表現者へ進化
- Billboard14位など世界的な成功を達成
- 努力と信頼で築いた唯一無二のリーダー像
コメント