TWICEモモ（平井もも）の“ダンスクイーン”進化論｜米国で愛され続ける理由

TWICEの日本人メンバー・モモ（平井もも）は、1996年生まれのメインダンサー兼サブボーカル。

彼女が“Dance Machine”や“ダンスクイーン”と呼ばれる圧倒的な実力は、幼少期からの努力と米国ツアーでの華やかなパフォーマンスによって築かれました。

本記事では、モモのダンス力、努力エピソード、そして米国でどうファンに愛されているのかなど、改めてモモの魅力に迫ってみたいと思います。

モモは“ダンスクイーン”と称されるほどの実力を持つ

モモはTWICEの中でも群を抜いた“ダンスクイーン”として知られています。

その呼び名は決して過大評価ではなく、彼女の持つ圧倒的な身体能力とリズム感、そして観客を惹きつけるカリスマ性が由来となっています。

まさに、K-POPという競争の激しい舞台で輝きを放ち続ける唯一無二の存在です。

幼少期から始まった“ダンス人生”

モモのダンスの歴史は、たった3歳の頃から始まっています。

姉の波奈さんと共にダンスを習い始めたことがきっかけで、その才能は徐々に開花していきました。

JYPエンターテインメントに発見され、2012年に韓国へ渡った彼女は、言語も文化も違う環境で懸命に練習を重ねてきました。

これは「たまたま成功した」のではなく、幼少期から積み上げてきた努力の賜物に他なりません。

“Dance Machine”という異名の由来

ファンやメディアから“Dance Machine”と呼ばれるようになった背景には、TWICE内でのパフォーマンスにおける圧倒的な安定感と高精度の振付表現があります。

特に注目されたのは、2015年のリアリティ番組『SIXTEEN』でのステージ。

一度は脱落したにも関わらず、最終的にはその実力と存在感が評価され、パク・ジニョン氏によってグループに抜擢されました。

「彼女のパフォーマンスがグループに必要だと確信した」

この“逆転劇”があってこそ、今のモモの「絶対的なダンスの地位」が築かれたのです。

そして、その後のライブパフォーマンスやMV、ツアーでの姿を通じて、モモは誰もが認めるK-POP界のトップダンサーへと成長していきました。

努力家モモの成績を支える情熱と努力

モモはその輝かしいパフォーマンスの裏で、比類なき努力と情熱を積み重ねてきたアーティストです。

表舞台では見えない地道な鍛錬の積み重ねが、今の“ダンスクイーン”としての評価につながっています。

ただ上手いだけではない、圧倒的な「本気の姿勢」こそが、モモの魅力の核と言えるでしょう。

驚異的な練習量とプロ意識

2015年に放送されたオーディション番組『SIXTEEN』で、モモは一度脱落した過去を持ちます。

しかしその後、パク・ジニョン氏の「グループに彼女のパフォーマンスは必要だ」という判断により、“逆転選抜”として電撃復活。

この復活劇の裏には、彼女の驚異的な練習量と妥協しない姿勢がありました。

「1日10時間以上練習することも当たり前。自分が納得するまで何度でも繰り返す」

こうした姿勢は、他の練習生たちにも刺激を与え、今でも“努力の象徴”として語り継がれています。

ダンスだけでなく言語やバラエティ対応も丁寧に

モモの努力はダンスだけにとどまりません。

韓国語という外国語を短期間でマスターし、日常会話や番組トークでも流暢に対応できるレベルに達しています。

バラエティ番組で見せるリアクションや笑顔、場の空気を読む力は、“TWICEの癒しキャラ”としてファンからも高評価を得ています。

特に韓国の視聴者からは「日本人なのに韓国の芸人並みにリアクションがうまい」と評されることもあり、

その柔軟性と順応力の高さは、グローバルアイドルに不可欠な要素をすでに体現しているといえるでしょう。

米国ツアーで確固たる地位を築いた“現地評価”

TWICEモモは今やアジアのみならず、米国K-POPファンからも圧倒的な支持を得ている存在です。

特にアメリカ公演では、パフォーマンスのたびにファンの間で「ダンスの神」「リアルDance Machine」として話題になります。

その実力とオーラは、アメリカ現地メディアからも高く評価されており、“米国人気No.1メンバー”と称されることも少なくありません。

米国ツアーで“ダンスクイーン”としてプロの称賛を獲得

TWICEのワールドツアー中でも、モモのステージは特に大歓声に包まれます。

力強いターンや精密なステップで観客の視線を一手に引き寄せ、SNSでは「#MomoSlay」「#MomoStageQueen」といったタグが世界中でトレンド入り。

「彼女のダンスはK-POPの枠を超え、純粋な芸術だ」

と米国の評論家が評したほど。

その存在感は、音楽ファンだけでなくプロのダンサーや振付師からも一目置かれています。

グラミー取材でも輝く個性

2023年にTWICEが米グラミーウィーク関連イベントに招待された際、モモの立ち居振る舞いやファッションが現地メディアで大きく取り上げられました。

インタビューでは英語でしっかりとコメントを述べ、グローバルアーティストとしての素養の高さを証明。

韓国語、日本語、英語を使い分けながら、チームの一体感を語る姿にファンは「モモが誇らしい」「やっぱりTWICEの中心は彼女」と感動を覚えたとSNSで反響を見せました。

現地のK-POPファン層をさらに拡大させる“国境を越えたスター”としての地位を確立しています。

ファン共感を呼ぶヒューマンエピソード

モモの魅力は、パフォーマンスだけにとどまりません。

彼女の人柄や仲間との絆に触れたとき、多くのファンは胸を打たれるのです。

ここでは、ファンの心に残っている2つの感動エピソードをご紹介します。

YGX李ジョンとの交流・尊敬の念

モモが尊敬する人物として公言しているのが、韓国のダンサー・Lee Jung（李ジョン）です。

ダンスサバイバル番組『Street Woman Fighter』に出演していたLee Jungを見て、「彼女のように感情を踊りにのせたい」と語ったモモのコメントは、多くのファンの共感を呼びました。

この発言は、単なる称賛ではなく、常に上を目指し成長を止めないモモの姿勢を示しています。

「彼女のように踊れたら…私の表現の幅も広がると思う」

この謙虚で前向きな姿勢に、多くのファンが「モモをずっと応援したい」と強く感じたのです。

先輩ヨナからの粋な気遣い話

もうひとつ、ファンの心を温めたエピソードが、少女時代のユナ（Yoona）との交流です。

新人時代のモモは、あるバラエティ番組でユナと共演した際、食事の場でユナが自ら食事代を支払ってくれたことに感動したと語っています。

「先輩としても女性としても本当に素敵。あの一言と笑顔は忘れられない」

そのエピソードは、芸能界での縦のつながりや思いやりを象徴する出来事として、多くのK-POPファンに共有されました。

モモの人懐っこさや真面目さが、周囲の人々を自然と惹きつける理由が、こうした日常のふるまいからもよく伝わってきます。

モモの未来予測 — ダンサー・モデル・アンバサダーへ

TWICEモモは、すでにアイドルの枠を超えた多彩な才能で注目を集めています。

ダンサーとしての基礎を武器にしながら、モデルやブランドアンバサダーとしての活動でも確かな実績を残しています。

今後さらに広がるであろうモモの“次のステージ”を予測してみましょう。

ブランドアンバサダーとしての活躍

2022年には韓国発のコスメブランド「Wonjungyo」のブランドミューズに就任。

続く2023年には、イタリアの高級ブランド「Miu Miu」の日本アンバサダーに抜擢され、話題を呼びました。

さらに2025年には、日本のスポーツブランドOnitsuka Tigerの春夏キャンペーンモデルにも起用され、その多彩なビジュアル表現力が評価されています。

このようにモモは、K-POPの枠を超えた“ファッションアイコン”としての存在感を確立しつつあります。

MiSaMoユニットでのJ‑POP活動

モモはTWICEの日本人メンバーで構成されたユニット「MiSaMo（ミサモ）」としても活動中です。

2023年にはEP『Masterpiece』をリリースし、J-POP市場でも鮮烈なインパクトを残しました。

中でもモモが作詞に関わった楽曲「Funny Valentine」など、アーティストとしての表現力の幅を見せつけました。

今後はソロ名義での音楽活動や、舞台・ミュージカルといった新たな領域への挑戦も期待されています。

「モモなら、どこまでも進化し続けられる」とファンは口をそろえます。

彼女の“止まらない挑戦”は、まさに世界中のファンにとっての勇気と希望の象徴です。

まとめ｜“輝き続ける理由”──TWICEモモが世界中の心を惹きつける、本当の魅力とは

1996年11月、日本・京都で生まれた少女は、やがて韓国へ渡り、“世界のステージ”で羽ばたく存在となりました。

平井もも――K-POP界を代表する“ダンスクイーン”としての姿は、多くの人に知られています。

しかしその裏側にあるのは、絶え間ない努力、ひたむきな姿勢、そして揺るがない優しさです。

幼少期からダンスに打ち込み、異国の地で言葉も文化もゼロからスタートしたモモ。

幾度となく困難に直面しながらも、「踊ることが好き」という心の原点だけは、決してブレることがありませんでした。

パフォーマンスの華やかさの裏にある“陰の努力”にこそ、私たちは自然と惹かれていくのです。

バラエティ番組で見せる無邪気な笑顔。

舞台の上で放たれる鬼気迫るオーラ。

ファンへのメッセージに込められた優しい言葉。

モモの魅力は、技術ではなく「人間としての美しさ」そのものだと感じます。

2023年以降は、モデル・アンバサダー・作詞・ユニット活動と、次々に表現の幅を広げています。

特に「MiSaMo」での活動では、日本のファンに向けてより深いメッセージ性を持った作品を届けてくれました。

ただ歌って踊るだけのアイドルではなく、“心を動かすアーティスト”としての存在感を確立しつつあるのです。

だからこそ、モモを見て勇気づけられたというファンの声は後を絶ちません。

「モモの頑張る姿に、自分ももう一度頑張ろうと思えた」

このような感情こそが、まさに彼女が世界中の人々に届けている“生きるエネルギー”なのだと私は思います。

時代が移り変わっても、SNSが進化しても、本当に人の心を動かすのは、「ひたむきさ」や「努力」という普遍的なもの。

モモは、それを体現してきた存在です。

そして今、彼女は次なる挑戦へと向かっています。

歌やダンスだけでなく、ファッション、アート、さらには社会的な影響力を持つ女性アーティストとして、

“真のグローバルアイコン”へと進化し続けているのです。

どんなに高い壁にぶつかっても、絶対にあきらめない。

一歩ずつ、だけど確実に前へと進むその姿に、私たちは何度も救われ、勇気づけられてきました。

その存在はまるで、夜空に輝く一等星のように、どこまでも高く、そしていつまでも明るく照らし続けています。

これからも、きっと。

どれだけ世界が変わっても、モモは自分らしく、自分のスピードで、世界を惹きつける存在であり続けるでしょう。

そして私たちもまた、その背中を見ながら、自分自身の人生を前向きに歩んでいく力をもらえるのです。

だから私は、こう締めくくりたいと思います。

モモは、ただのK-POPアイドルではない。

私たちに「努力は報われる」と教えてくれる、生き方のロールモデルなのです。