MONSTA Xは2025年5月にヒョンウォンの除隊をもって、ついに6人全員がそろった“完全体”として10周年イヤーに突入しました。
その熱をそのままに、7月18日〜20日にはソウルKSPOドームで記念コンサート「CONNECT X」を開催し、約29,000人を動員しました。
「進んでいく」「MONBEBEは私の人生の光」と語るメンバーの言葉が、10年という重みとファンへの感謝を象徴しています。
- MONSTA X完全体で迎えた10周年の意義と感動
- 「CONNECT X」コンサートが描いた絆と進化の瞬間
- 新アルバム「The X」に込められた未来への宣言
完全体カムバックの象徴「CONNECT X」コンサート
2025年7月、ソウルKSPO DOMEで行われた「CONNECT X」は、MONSTA Xが完全体で迎えた10周年を象徴する瞬間となりました。
約2万9000人のファンが会場を埋め尽くし、ペンライトの光が海のように揺れる光景は、彼らが積み重ねた10年の軌跡とファンの絆を可視化しました。
「軍白期」を乗り越えた再集結のステージは、単なるライブ以上の意味を持ち、グループとしての未来への宣言でもあったのです。
再集結のステージが生んだ感動
「CONNECT X」のステージに最初の一歩を踏み出した瞬間、観客の大歓声が会場を揺らしました。
ファンにとっては“待ち続けた再会”であり、メンバーにとっては長い空白期間を埋める大切な舞台。
それぞれが兵役を経て一回り成長した姿を見せ、歌声もダンスも一層深みを増していました。
特に「Beautiful Liar」や「Shoot Out」など代表曲での一体感は、これまで以上に力強く、観客を包み込むエネルギーに溢れていました。
ヒョンウォンが「僕らは進んでいく」と語った言葉は、ただの挨拶ではなくグループの未来宣言として心に響き、ファンの涙を誘いました。
ライブバンド×選曲の妙で魅せた10年の軌跡
今回の「CONNECT X」では、ライブバンドの生演奏を取り入れたアレンジが際立っていました。
ギターのリフやドラムのビートが加わることで、これまで聴き慣れた楽曲も新鮮に響き、まるで新しい物語が紡がれているようでした。
また、選曲はデビュー初期の「Trespass」から最新曲までを網羅し、10年間の歴史を振り返る構成。
観客は曲ごとに当時の思い出を呼び起こしながら、成長を共に歩んできた実感を強くしました。
特にアンコールで披露された「From Zero」では、会場全体が合唱となり、MONBEBEとMONSTA Xがひとつになった瞬間が生まれました。
ライブは単なる音楽体験を超え、10年分の絆と進化を共有する場として強烈に記憶に刻まれたのです。
ヒョンウォン除隊から迎えた完全体の瞬間
2025年5月、最後に兵役を終えたヒョンウォンの復帰によって、ついにMONSTA Xは6人完全体を実現しました。
兵役という避けられない空白を経て再びそろった瞬間は、ファンにとって長い待機時間を報われる出来事であり、メンバー自身にとっても強い感慨をもたらしました。
「10周年」という節目のタイミングで実現した完全体は、グループの存在意義を再定義する特別な出来事となったのです。
全員がそろった“10周年イヤー”の意味
ヒョンウォンが復帰したことで、MONSTA Xは10周年を本当の意味で“全員で迎える”ことができました。
この節目は、デビュー以来支えてきたファンにとっても特別な意味を持ちます。
それぞれが兵役を経て人間的にも成長し、キャリアの広がりを経験した今だからこそ、6人が集まった姿はより一層強い結束を感じさせます。
10年という時間を経ても続いている理由は、単なる人気ではなく、“共に歩む覚悟”をメンバー全員が持っているからだと実感できます。
節目に再び全員で立つ舞台は、ファンとの約束を果たす姿でもあり、次の10年へのスタートラインでもあるのです。
NOW PROJECT vol.1で10年を再録
完全体としての再始動に合わせて、MONSTA Xは「NOW PROJECT vol.1」を発表しました。
これは彼らの代表曲や人気曲を新たに録音・アレンジし直したプロジェクトで、過去を振り返りながら未来へとつなぐ作品。
兵役を終えたメンバーの成熟した声や表現力が加わることで、既存の楽曲が全く新しい輝きを放っています。
ファンにとっては「懐かしさ」と「進化」を同時に味わえる企画であり、再集結の記念碑的な意味を持つものとなりました。
単なる総集編ではなく、10年の歩みをアップデートして示すことで、“これからも進化し続けるMONSTA X”を体現しているのです。
“CONNECT X”が描く、MONSTA XとMONBEBEの絆
ソウルでの「CONNECT X」は、単なるコンサートではなくMONBEBEとMONSTA Xが再び一つになる儀式でした。
10周年を記念する舞台で、ファンが掲げたスローガンや合唱は、メンバーにとって最も大きな力となり、会場全体を感動で包み込みました。
この瞬間は、彼らの過去10年を彩った“共に歩んだ歴史”を再確認すると同時に、未来への希望を照らすものとなったのです。
「待ち続けた再会」が生んだエネルギー
兵役という現実がもたらした「軍白期」は、ファンにとって長く寂しい時間でした。
しかし、その分だけ再会の喜びは計り知れない大きさとなり、会場の歓声は爆発的な熱を帯びていました。
ステージに立ったメンバーの表情には、再び集まれた感謝と誇りが刻まれており、その姿はファンの胸を強く打ちました。
「MONBEBEは私の人生の光」という言葉に象徴されるように、彼らはファンを単なる応援者ではなく、人生を共に歩む存在として認めています。
この深い信頼関係がエネルギーに変わり、10周年のライブは特別な輝きを放ったのです。
ファンと創り上げた感動のライブ体験
「CONNECT X」では観客自身がステージの一部となる演出が多く取り入れられました。
ペンライトで描かれる光のウェーブ、ファンによるサプライズスローガン、そして大合唱。
その一つひとつが“ファンとアーティストの共同作品”を完成させていました。
メンバーはMCで「ここにいる全員と一緒に未来を描きたい」と語り、会場中が涙と笑顔に包まれました。
ただ音楽を聴くだけでなく、共に感じ、共に泣き笑いする時間。
それこそがMONSTA XとMONBEBEが創り上げた、10周年のライブ体験の真髄だったのです。
未来をも予告する新アルバム「The X」
完全体としての復帰を果たしたMONSTA Xは、次なるステップとして新アルバム「The X」を発表しました。
これは10周年を記念するだけでなく、“これからの10年”をも見据えた重要な作品として位置づけられています。
収録曲にはエネルギッシュなダンスナンバーから感情豊かなバラードまでが並び、グループの多様性と挑戦心を余すことなく示しています。
September—復活を告げるEP『The X』
2025年9月にリリースされたEP「The X」は、待ち望んだ完全体カムバックを象徴する作品です。
タイトル曲は力強いビートと中毒性のあるサビが印象的で、“進化し続けるMONSTA X”を体現する一曲。
リリース直後から韓国主要チャートを席巻し、海外でもトレンド入りを果たすなど、グローバルな人気を改めて証明しました。
また、収録曲の中にはファンへのメッセージを込めたナンバーもあり、「CONNECT X」で語られた感謝の思いが音楽として形になっています。
まさに10周年にふさわしい“再出発の宣言”と言えるアルバムとなりました。
意欲的な楽曲構成とメンバーのクリエイティブ参加
「The X」が特別なのは、メンバーが積極的に制作に関わっている点です。
ショヌやジュホンは作詞・作曲に参加し、彼ら自身の経験や思いを直接音楽に反映。
そのため、アルバム全体には「兵役を経た成長」と「未来への覚悟」が色濃く刻まれています。
さらに、ジャンルの幅も広がり、ヒップホップやEDM要素を大胆に取り入れる一方で、アコースティックなバラードで感情の深さを表現。
この多彩な構成は、MONSTA Xがこれからも変化を恐れず挑戦し続ける姿勢を象徴しています。
ファンにとっては単なる新譜ではなく、“未来を一緒に歩む約束のアルバム”として受け止められているのです。
MONSTA X 10周年完全体カムバック CONNECT X ― 絆と未来を繋ぐ総括
2025年という節目の年、MONSTA Xは完全体として10周年カムバックを果たし、韓国音楽シーンに改めてその存在感を刻みつけました。
「CONNECT X」という名の下に行われた記念コンサートは、単なるライブイベントを超え、ファンとアーティストが“過去・現在・未来”を共有する瞬間となりました。
ここでは、彼らが歩んできた道のりを振り返りつつ、これからの展望を見据えるべく、その意味を丁寧に総括していきます。
MONSTA Xにとって10年は決して平坦なものではありませんでした。
激しい競争の中で生き残り、海外ツアーを通じてグローバルな人気を確立し、そして避けては通れない兵役による「軍白期」を経験しました。
それでも彼らは諦めることなく、むしろ困難を力に変え、再び6人でステージに立つ未来を選びました。
この姿勢こそ、MONSTA Xが10年続いてきた理由であり、ファンの心を掴み続けている根源だと思います。
「CONNECT X」は、その歩みの集大成であると同時に、新たな物語の序章でもありました。
会場に響いたメンバーの言葉、「僕らは進んでいく」「MONBEBEは私の人生の光」は、単なるMCではなく、これまで共に歩んできた時間の重みを映し出したものです。
それは“ファンがいたからここまで来られた”という事実を改めて確認する、心からの感謝のメッセージでした。
さらに、7月のコンサートでの一体感は、ファンとアーティストの関係を新しい段階へと押し上げました。
光のウェーブ、歓声、サプライズスローガン――すべてが融合し、“共に創り上げる舞台”が完成しました。
観客は受け身ではなく参加者であり、MONSTA Xはその中心で心を一つにする存在だったのです。
そして、9月にリリースされた新EP「The X」。
これは10周年を祝う作品であると同時に、“次の10年”を予告する宣言でもあります。
メンバー自身が制作に深く関わり、ジャンルの幅を広げ、挑戦を恐れない姿勢を示しました。
彼らは単に過去を振り返るのではなく、未来へ向けた確固たる一歩を示しているのです。
私はこの流れを見て、MONSTA Xの物語は「終わり」ではなく「更新」だと強く感じました。
完全体でのカムバックを果たした今、彼らが目指すのは次のステージ。
より多くの人々に彼らの音楽を届け、さらに多彩な挑戦を仕掛けていくはずです。
それは単にK-POPの枠にとどまらず、世界的なカルチャーアイコンとしての可能性を広げることにつながるでしょう。
MONBEBEにとって、この10周年は待ち続けた再会の瞬間であり、感動に涙した時間であり、そして新しい希望を見た時間でした。
一人ひとりが胸に抱いた「MONSTA Xと共にこれからも歩んでいく」という思いは、グループにとって最大の原動力となるはずです。
アーティストとファンの関係がこれほどまでに対等で温かいものは、K-POPの中でも特に稀有な存在と言えます。
だからこそ、私は彼らの未来に大きな期待を抱きます。
兵役を経て、再び完全体となった今、MONSTA Xは新たな進化を遂げています。
その進化は、単なる音楽活動の継続ではなく、“ファンと共に成長していく姿勢”そのものです。
そしてその姿勢こそが、彼らを永続的に輝かせる理由になるのではないでしょうか。
最後に、10周年を迎えたMONSTA Xの歩みをこうまとめたいと思います。
それは「逆境を乗り越え、信頼で結ばれ、未来へ進む物語」です。
「CONNECT X」はその象徴であり、「The X」はその未来を描く予告編。
そしてMONBEBEは、その物語の中心にいる主人公のひとりなのです。
これからの10年、MONSTA XとMONBEBEがどんな歴史を刻んでいくのか。
その答えは、すでに彼らの音楽と絆の中に宿っているのだと、私は信じています。
10周年完全体カムバックはゴールではなく、新たな旅立ちの始まり。
その旅を共に歩める幸せを、心から噛み締めています。
- MONSTA Xが6人完全体で迎えた10周年
- 「CONNECT X」で示された絆と進化の集大成
- 兵役を経て再集結した意味と感動の瞬間
- ライブバンドと選曲で描いた10年の軌跡
- ファンと創り上げた共同体験としてのコンサート
- 新プロジェクト「NOW vol.1」で過去を再録・進化
- 新アルバム「The X」が次の10年を予告
- メンバー自身の制作参加で未来への覚悟を表現
- 10周年は終わりでなく、新たな物語の始まり
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